幸せなメンヘラの備忘録

可愛そうなメンヘラが幸せなメンヘラになった。おはようからおやすみまで、愛してるよとささやかれて生きれる奇跡。

自尊心の育て方~セルフコンパッション~

 

 

数日前、私がせっせと更新しているイラストインスタグラムで

ブログを紹介したところ、たくさんの方が見に来てくださってました!!

 

嬉しくてオットとともにばんざーいってめっちゃ喜びました。

ブログに共感したとか、ブログの感想もインスタのほうにコメントくださる方が

いて、それもほんとに嬉しかったです。

インスタ経由でなくても、このブログを読んでくださっている

すべての方に感謝しています。

ほんとにありがとうございます!!

 

 

 

さて、今日は、最近読み始めた本について。

こちらの本です。

 

自尊心の育て方―あなたの生き方を変えるための,認知療法的戦略

自尊心の育て方―あなたの生き方を変えるための,認知療法的戦略

 

 

だいぶ前にオットが買ってきてくれて、その時にブログで紹介

してた本です。

 

オットいわくすごく評価が高いみたいで、

これを読めば、自己肯定感が根本から高まったり、

自尊心が生まれたりするんだって。

 

ページをめくるとこんな言葉が。

 

”自尊心の本質は自己へのコンパッション(同情)である、肯定的な自尊心は、健康なパーソナリティの核である。

本書は、「自尊心」についての臨床的知見の宝庫であり、読者は、当事者、セラピストいずれの立場からも本書を読むことでCBT(認知行動療法)による心理面接技術を身につけると同時に、自らの対人スキルを促進することができる。原書では、(中略)自尊感情だけでなく、近年注目を集める「セルフコンパッション」についても詳しい考察がなされている”

 

だって!!

根本から変えたいって思ったら、やみくもに自己啓発本を読みあさるより、

これをじっくり読んだほうがよさそう。

 

 

 

結構厚くて、実践的なことも組み込まれているから、

時間と心に余裕がある時に、リラックスして読むのがいいかなと思った。

 

自分が読んだ内容を整理することも含めて、私の体験と照らし合わせて

まとめてみようと思います。

 

 

1.病的な批評家

私も含め、自己肯定感が低い人は自分の中に”病的な批評家”を飼ってる。

誰の心にも自分を批判する心は少なからずある。

でも、自尊心の低い私やあなたのような人には強烈で、はっきりした声を

浴びせてくる強烈な批評家がいる。

 

批評家は、うまくいかなかったことを責める。

批評家は、あなたと他人を比べ、あなたの欠点を探し出し、完璧を求める。

批評家はあなたの失敗をことこまかに記憶し、成功したことは決して思い出さない。

批評家の考えるシナリオどおりにあなたが動かない、または少しでもそのシナリオに反することがあった場合には、あなたが誤っていると叫びだす。

批評家はあなたが最高でなくてはならないと命じ、最高でなくては何者でもないという。

批評家は、あなたに”ばか、ぶす、無能”などと悪口をいって、それが真実であるとあなたに信じこませる。

批評家は、あなたの弱点を大げさに言い立てる。

批評家は、あなたの友達が、あなたによって退屈させられる、失望される、嫌悪されるとあなたに信じ込ませる。

 

これらのことを、私たちの持つ”病的な批評家”はいつ何時もせっせと

私たちにささやいてくれちゃってるらしい。

 

単純に、ひどすぎではないか?と思ったよ笑

そこまでいう?ってかんじ。

もしこれ自分じゃなくて他人が言われてたら、そんなこと言ってる

やつのほうが頭おかしいよ、聞く意味ないって思うわ、普通に。

 

でも、自分の中にいるわけだからそんなこといえなくて、

そんな批評家の声に耳を傾けているうちに、

無気力になり自分からはなにもしたくなくなってしまうってことだよね。

 

しかも、この批評家の声はあまりにも聞き取りにくい。

思考の隅々にまで浸透しているせいで、それがもたらす圧倒的な悪影響に

気付きにくい。

 

うん、たしかにそうかもしれない。

 

 

私に起こったある一例を出してみます。

オットと付き合う中で、幼いころから大好きだった絵を本気でやろうと決めた。

でも描いてるうちに自分の絵がへたくそだから、描くのがすごく嫌になった。

私が絵が下手なのは当たり前だし、誰も私の絵にうまさを期待していない

ことは、ちゃんとわかっていた。落ち込む必要なんてないって!

それに、オットはいつも私の描いた絵をうまいうまいと本気でほめてくれたし。

でも私は、逆に絵をあまり描かなくなった。

描いていても、すぐやめてしまった。

オットには何でやめちゃうの?とよく聞かれていたけど、

うまく説明はできなくて、なんとなく嫌になってしまっていた。

 

きっとその時の自分は、いつものように無意識に、批評家の声を聞き、

従ってしまっていたのだ。

 

私の心の批評家はこう言った。

お前の絵はへたくそだ。

へたくそな絵を描いたって、思い通りにかけなくて自分が傷つくだけだ。

ならば最初から描かなければいい。

完璧な絵を描かないだろ、ほら、こんなにうまい人がたくさんいるぞ。

そういって私から絵を描くことをやめさせようとした。

 

これは私の中でもほんの一例だから、もっといろいろな批判家が、

ことあるごとにいろんなことを言って邪魔してくる。

 

それはいつも”なんとなく”だと思う。

なんとなく嫌な気分になる、なんとなくやらないほうがいい気がする、

なんとなく気分が上がらない、、、とか。

それをなんとなくだと思わないで、どうしてだろうって考えることが

大切だと思う。

今私の心の働きが、こうかわった、これはきっと批評家が

こういう風に私に言ったからだって。

 

 

 

そんなふうに私たちの中にある批評家が、私たちのチャンスを

ことごとく奪っていくと思った。

 

何をしても、この批評家の声を知らず知らず聞き入れ、

それだけが正しくて、すべてだと思ってしまう。

 

おっそろしい...。

 

実際私のインスタのイラストアカウントも、はじめのほうは

オットに泣きつきながらひいひい言いながらやっていた笑

 

思うように描けないとか、自分の本当の実力はこんなんじゃないとか、

何でこの人はこんなにフォロワーがいるのに悔しい

って言う具合に。

 

どうしようもないことでオットに泣きつきまくってた。

 

そんなの、ぐだぐだ言ってないで描けばいいだけの話だからね笑

 

だけど、描いてもなにも反応がなかったら自分が傷つくだけだと思って、オットに甘えんぼばっかしてた。

 

最近は、フォロワーさんが増えてきたことや、いいねコメントをもらえることで

かなりの自分への自信と励みになっている。ブログを読んでくれる人も増えてきた。

それが自己を肯定するための材料にもなりつつある。

私にとっては、本当に本当にありがたいことで、少しでもなにか還元したいなって思っているよ。

 

さて、今日は病的な批評家について書きました。

次のブログでは、じゃあその批評家ってだれなの?いつからいるの?

っていうことを書きたいと思います!!

 

 

私のインスタはこちらです。

https://www.instagram.com/koha_taro1123/