幸せなメンヘラの備忘録

可愛そうなメンヘラが幸せなメンヘラになった。おはようからおやすみまで、愛してるよとささやかれて生きれる奇跡。

過去なんてくそくらえだ、未来を最高にするしかない

 

 

みなさんは、無くしたい過去ってありますか??

 

 

私はあります。

 

 

忘れたいとかじゃなく、記憶そのもの、てかもうその時の自分まるごとなくしたい。

 

 

 

このブログで何度もいうように、

私には愛着障害がある。

愛着障害によってできた心の穴があって、

それである時ふと気づいたの。

私、メンヘラだなあ

って。笑

私はメンヘラで、依存的で、典型的な痛い女じゃん!って笑全然笑えないんだけど…笑

 

 

あるときから、夫と出会うまで、私はいつも溺れてるような感覚だったと思う。

 

苦しくて苦しくて、必死にもがくのに誰も助けてくれない。自分でも沖にあがれない。

でもたまに手を差し伸べられてる気がして、痛くて目も開けられないまま必死にそれにすがって、でも結局そんなものは、自分を助けてくれるなにかではなくて。また海に突き飛ばされる。

 

そんな風に私は、きっと溺れ続けてた。

 

 

私の場合は本当に運がよくて、何度目かのたまたますがった相手が今の夫。

夫は1人の人間で、本当の王子様だったから、私のことを助けてくれて、今は世界で1番幸せな子にしてくれたんだ〜〜(*^^*)

 

 

それはさておき、なんで私がそうなったか?

その根底にあるのはやっぱり愛着障害だと思う。

思春期になって、初めて虚無感を感じた。それからふとした時にさみしくなった。自分の心には穴があいてしまったんだと思ってどうにかそれを埋めたかった。

その時の私はずーーーーーーっとこう思ってたんだよね。

 

”彼氏が欲しい。愛が欲しい。誰でもいいから愛して欲しい。愛されたい。とにかく愛されて、この心の穴を埋めたい。”

 

そうなの。彼氏ができれば、愛されれば全てが解決されると思ってた。心の穴も埋まると思ってた。いいようのない苦しみから、解放されると思った。

 

(結果的に夫は、私への膨大な愛で私を救ったことになるけど、この時の自分の考えとは少し違う。夫は私の心の根底にある問題に気づいていたから。それを知った上で愛してくれたから、私を救えたんだ。)

 

そして、その思いをこじらせまくった結果、私は体目当ての男に初めてを捧げてしまった。

捧げるとか言いたくないけど。

高校3年くらいのときかな。

もちろん、初めてが誰でもいいわけじゃなかったよ。当たり前だよね。自分の初めてだよ。本当は、なにより大切にしたかった。

好きな人としたかった。てかそもそも、好きな人とする行為じゃん。

相手のことは全く好きじゃなかったし、相手が私を好きじゃないことも知ってた。

それでも、ただ”求められる”という行為にあらがえなかった。そこに心がなくても、ね。

 

 

そこからはただの共依存

私はその人からお金をもらったこともある。

何もかもが最悪で、どうでもよくて、お金だけを信じればいいんだとか思ってた時。

(結局そのことを話したら夫がそいつにお金を返してくれた。私の価値を下げないために、そいつとは一生関わりを断つために。)

 

 

そして大学生になった。私はやっぱり同じことを繰り返してた。好きじゃない人との行為。もちろん気持ちよくもなんともなくて、ただ痛いだけの行為。

それによって得られるものなんて一瞬で、幻で、本当は失うものばかりなのに。

気づいてたけど、気づかないふりをして、

どうにか自分の心の穴を一瞬でも埋めるのに必死だった。

裸で抱き合うだけで、その人の全てを知ったような気持ちになったし、自分がコントロールしてるような気持ちにもなった。

きっと自分が依存しながらも、相手からも依存されるとかそういうことを望んでたのかな。

 

 

好きじゃない人ととの行為なんて、自傷行為と一緒だよね。見えないだけで。

 

 

 

 

 

私ね、”そういう子”だったの。

自分がそうって人も、友達でそういう子いるって人も多いんじゃないかな。

自尊心が低くて、自己肯定感が低くて、依存的で、最悪すぎるコンボ決まってるから私は。笑

決まってた、かな。

要するに自分大っ嫌いだったんだよね。

 

 

自分が嫌いだと自分を平気で傷つけるから。

くそみたいなやつらにも、嫌われないようにって必死にすがっちゃう。

 

 

最悪なのは、それはあの時の自分でもわかってたってことだよ。わかってた、どうして自分がこんなことしちゃうのか、嫌なのにやめられないのか、わかってた。どうにか自分を好きになりたかった。でも、自分1人の力じゃどうにもできなかった。ダメだと思っても、ダメだと言われても。もう、薬と一緒だよ。ほんと。

 

 

 

 

夫と出会って、私は変わったよ。

夫には付き合う前に、自分がしてきたことを洗いざらい打ち明けた。だって私は私の全てを受け入れて欲しいから。自分でも受け入れられない全てを。誰かに受け止めて欲しかった。ほんとうの自分の気持ちに気づいてほしかった。

 

 

夫は、怒った。私にじゃなくて、私を苦しめたやつ全員に。

私にそんな思いをさせたやつら全員殺してやりたい。憎い。憎くてたまらない。と。

 

 

 

付き合って一年たっても、夫のその憎しみは消えることはなくて、むしろ私を愛すれば愛するほど強くなっていってたと思う。

 

 

 

私は夫に大切にされて、ほんとうに愛されたおかげで、自分がどれだけ自分を大切にしなかったかを思い知らされたようだったんだ。

 

 

「くそみたいな男どもにすがっていいなりになってやりたくないことさせられて、めっちゃ悔しい。悔しい悔しい悔しい。なんで私があんなに傷ついたんだよ」

 

 

どうしようもない感情でいっぱいになったの。自分の中に自尊心が生まれた証拠だよ。

 

 

でもね、当然苦しいのは私だけじゃなかった。夫も、いや、夫の方が苦しんでいたと思う。

自分が今こんなに大切に大切に愛してる子を、勝手に傷つけるやつなんて許さない。許さない。許さない。殺してやる。

 

 

そんな風に思ってたの。

 

 

私は夫と付き合い始めてからも、過去のことを記憶からなくせなかった。むしろ、そんなことしてた自分を責めるようになった。

なんであんなことしたの?なんで傷つかなきゃならなかったの?そのせいで今、大好きな人も傷つけてるのに。

夜、眠れなくてよくこんなことを考えてた。たまに泣いたりして、隣で寝てる夫をおこしてしまう時もよくあったな。

 

 

やっぱり、なによりも、私のせいで夫がめちゃくちゃ苦しんでることが本当に嫌だった。

大好きだからいつも幸せでいて欲しいのに、私のせいで、、、。

 

私は夫のためにも自分が早く忘れなきゃと思うとともに、自分のしてきたことをめちゃくちゃ後悔してた。自分のせいで大切な人を傷つけることになるなんて。しかも自分が謝ったところでどうしようもないんだって。

 

 

夫も1人で寝てる時、私の過去のことを思い出して憎しみのあまり眠れなくなることがよくあったそう。

 

 

私は、過去の私を何度もナイフで刺す妄想をするようになった。

その記憶を抹消したかったから。記憶からうちけすために、”それ”がでてきたら包丁でぶっさしまくった。

 

だけど、当然のことながらぶっさしちゃだめ。ぶっさしてもどうせまた湧いてでてくるし、意味なんてない。過去の自分をぶっさして、否定したって、なんの解決にもならない。

 

 

 

夫は、昔の私も大好きだといってよく抱きしめてくれる。

それは、幼少期の私から、悲しいことをしてた私も、今の私も、全部の私を受け止めて愛してくれるということ。

 

 

そんな風に夫は昔の私のことも抱きしめて、受け入れてくれた。

夫が受け入れてくれたから、私も少しずつ昔の私を受け入れられるようになった。

自分を受け入れてあげる。難しいけど、大切なことなんだなって実感してるよ。

 

 

今の私は、未来のことばかり考えている!

もっと絵が上手になりたいとか、積極的になにかに活動したりしたいとか、毎日普通に楽しい。(インスタでイラストかいたり、ゆうこすアップデートサロンに入ったり!)

 

過去のことを考えることがほんとになくなった。ほんとにすごいことだ。

 

 

 

なくしたい過去と向き合う時は、めっちゃ辛い。私みたいに誰かを傷つけてる場合は特にだと思う。だって過去は変えられないもん。今の自分がどんなによくても、幸せでも、過去の自分は変えられないから。

なにもわからない人はきっと、

”でもそれがあったから今の自分があるんだよ、よかったんだよ”

とか、ふざけたことを言うと思う。

 

からしたら、うるせー!なんも知らないくせに!ばーかばーか!!!!!って感じだよ。笑

 

たしかにそういう時もあるかもしれない。

 

けど、その時の自分はたしかに辛かったんだ。めちゃくちゃに苦しくて、涙も出ないくらいだったんだ。それを認めて、受け入れてあげること、その行為より、どうしてそれをしてしまったか、根底にある問題が何かわかって、それを乗り越えた時にだけ、

あの時あんなことがあったね。でも今は幸せだからよかったね。

って、心から言えると思うんだ。

 

 

 

私は、私みたいに苦しんでる人って、たくさんいると思ってる。

私はずっと、

”私には両親もちゃんといる、やりたいこともやらせてもらってる、なのになんでこんなに苦しいの?どうして自分を大切にできないの?いつから私こんなふうになった??”

って、こう思ってた。ずっとそれが苦しかった。

きっとこういうふうに思ってる人ってたくさんいると思うんだ。

(現に、岡田尊司さんの本にものっていたよ)

私は、特にそういう人に届けたいと思ってます。

 

私には夫がいる。夫のおかげで今こうやって愛着障害を克服するためにがんばってる。

 

助けを求めれば、助けてくれる人が現れるかもしれない。恐ければ、とりあえず岡田尊司さんの本を読んでみてもいいと思う。

 

誰かの人生を救いたいたいとか、大それたことは思ってなくて、ただ、希望をなくさないで生きて欲しいなって思ってます。