幸せなメンヘラの備忘録

可愛そうなメンヘラが幸せなメンヘラになった。おはようからおやすみまで、愛してるよとささやかれて生きれる奇跡。

それでもここにいるのは、夫から離れられないから(物理的な意味で)

 

 

夫が今日の早朝に東京に向かった。

帰ってくるのは明日の深夜になると思う。

 

 

 

私は去年の夏に結婚を前提に夫と同棲し、

今年の1月に籍を入れた。

 

 

約8ヶ月くらい、同棲しているとともに、

同居している。

 

 

夫の祖父と祖母、曾祖母と。

(義曾祖母は今年の二月に亡くなってしまったけど。)

 

 

なぜかというと、今住んでいるこの家が、

義おばあちゃんの家だから。

 

もともと夫は地元から離れて就職したが、

転職で地元に帰ってきて、そのタイミングでこの家に住んでいた。

理由は一人暮らしよりお金がかからないことと、

職場に近いこと。(だと思う。)

 

 

そしてなんやかんやあり、私との同棲も急に決まったことなので

お金がたまるまで、という期限を付けて私はこの家に転がり込んだ。

 

 

この家は昔ながらの平屋でとにかくでっかい。

サザエさんちみたいなかんじ。

私と夫の部屋もちゃんとある。2部屋も。

 

 

そして夫がこの家にいない今、私はそこに閉じこもっている。

 

 

私は今日お昼にバイトから帰ってきてお昼ご飯を食べて

部屋にこもった。

それから普段ならとっくに食べ終わっている

夜ご飯を食べていないし、一度だってトイレにもいっていない。

 

 

この部屋からでていない。

 

 

別にいじめられているわけではない。

 

 

しかし夫がいないこの家というのは

なぜだか急にこの部屋以外の場所に行けなくさせるし、

この家の住人と一切のコミュニケーションをとることも

拒んでしまう。

 

 

例えばトイレは玄関の横にあるのでこの部屋からは

一番遠いのだけど、その間に誰かに合うのが嫌だから行きたくない。

 

ご飯はいつもは私がみんな分作って、みんなで食べるけど、

夫がいない今夜は、だったら食べない方がマシだと思う。

 

 

そんな具合に引きこもる。

 

 

部屋に聞こえるかすかな外界の生活音で、

今誰がどこにいるか、

こっちの部屋にきたりしていないか、

そんな確認までしてしまう。

 

 

 

それは私が一緒に住んでいる人々を嫌いとか、

嫌われてるとかそういうのじゃ全然ない。

 

ただ疲れる。

 

相手と話したり、少しすれ違ったりとか、

それを想像すると、「あ、無理だ、やめておこう」

と、なってしまう。

 

正直こうなる気持ちに相手が誰でも関係ない。

 

 

ただひたすらに、私の内向的でHSPてきなところが

出てるんだと思う。

 

 

 

とにかくこれは非常に不便だし、やられてる方も

夫も大変だから、治したいとは思っている。

 

 

 

夫はこんな私を知っている。

 

泊まりで外出することも”これ”があるから

渋っていたし、

「嫌ならご飯はコンビニで買えばいいよ、部屋から

一歩も出なくていい。なにもしなくていいから。

でもトイレはちゃんと行かなきゃダメだよ。」

 

こんな具合に超超超、超絶心配してくれる。

 

 

とにかくそろそろお腹もすいたし、

このままでは漏らすか膀胱炎になっちゃうから

意を決して外に出るしかない。

 

 

 

私はこの部屋だけは自分の王国のように思っている。

絶対的に守られた場所だと思っている。

 

 

だから、ここに水道もガスもトイレも、

全部あったらいいのにな~~~って、切実に思ってる。

 

 

 

明日の朝起きても、横には夫はいませんけど、

おやすみなさい。