幸せなメンヘラの備忘録

可愛そうなメンヘラが幸せなメンヘラになった。おはようからおやすみまで、愛してるよとささやかれて生きれる奇跡。

私は不安安定型で、旦那は回避混乱型

今日は私が最近読んだ本のことを。

 

愛着障害 子ども時代を引きずる人々

岡田尊司

 

という本。

 

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)

 

 

 

 

これ、めちゃくちゃよかった!

ほんとにほんとによかった。

帯見てはっ!ってなった人はみんな見て!!!笑笑

 

 

私はこういうことです、こういうことを考えていたんです、って、

私のことをわからない人達(両親とかね)に

この本を渡して全部自分の体験とてらしあわせて読み合わせしたいくらい。笑

 

 

育った家庭環境とか、それからくる心の問題が、私にはある。私の旦那にも。

細かなとこが違っても根本的には同じこと。

それで、私と旦那が心の闇っていっていたことを、

愛着障害

というらしい。

 

幼い子どもにとって絶対的な

”安全基地”であるはずの親と健全な愛着関係を築けないとか、”安全基地”っていう役割を親がきちんと果たせてなかったりすると、

子どもにとってはその後、親と離れた時にも影響するような愛着障害が残る。

 

 

私の場合は前回の記事にあるように父性が足りないとか。それで、それだけじゃないけど、

例えばそのたりない父性を埋めようとして

自分で自分を大切にできなかったり。

人に依存的になったり。

依存的になったのは両親が喧嘩ばかりだったのと、母親の情緒が不安定だったからかな。

 

 

 

 

私はメンヘラなんだけど、

メンヘラだって境界性パーソナリティ障害っていうちゃんとした名前があって、そういうパーソナリティ障害も、元をたどれば親との愛着関係を築くことができないことがほとんどの原因だって。

 

 

つまり愛着障害なんだ。

もう、ほぼ全部の心の問題って絶対に愛着障害だよ!!!!!!!!!

 

 

だって、例えばもしも学校でいじめられたとしても、親との関係がちゃんとあって、

親がそれに気づいて、ちゃんとフォローしてあげたら、きっとその子の心は救われると思うもん。その時めちゃくちゃに傷ついても親がちゃんと安全基地で、自分を愛してくれてるって思えて、守ってくれてるって心がわかってたらどんなに時間がかかっても絶対に大丈夫。

 

 

逆にその親に傷つけられたら、それはもう誰にも救えないくらいの大きな傷になるけど。

さらにさらにその傷はなにもDVとかいう見えるあからさまな暴力でできた傷だけではないってこと。

それが愛着障害ってわけだよね。

 

 

 

私はこの言葉を探してた。

自分がこうなった理由、旦那がそうなった理由、友達のこの子がこうなった理由、

ついでにいうと私の親がこうなった理由、

それは育った家庭環境があって、

その中で両親はこういう関係で、

両親とはこういう関係で、

父はこういう人で、母はこういう人で…

それによってこういう心の傷を受けて、

そんなことをいちいち説明しなくても

愛着障害

この言葉がそれを表してくれてる。

 

 

 

私は愛着障害なの。だからあなたにはわからない苦しみがあるの。あなたにもそれがあるんじゃない?とにかく私は私と全力で向き合って、それを克服しようとしてるのよ。だから私のことはほっといて!!!!

 

 

って。言えるもん。

てか、いいたいよ。まあどうせわからない人に言っても無駄だからいわないけど!!

 

 

私は自分が生きてる中ですごく生き辛さを感じて、そこからなんでなんでっていっぱい考えるようになった。

そしたら親のことも友達のことも、

だいたいなんでこうなったかってわかるようになった。

 

 

だからこの本を読んで、自分の考えや

旦那の考え、2人で一緒に考えてきたこととか

ぜーんぶの答え合わせしてるみたいになったよ。

それだけじゃなくて、

もっと新しく知ることもあって、それがすごく前向きな発見で、嬉しかったなって。

 

 

 

本の中に、

今、昔よりも不自由のない環境でなぜ愛着障害の子どもがふえてるのか、

例えば孤児院にいったとか、両親が離婚したとか、そういう子じゃなくて

ごく普通の家庭で育った子にも愛着障害があるんだ

っていうふうなことがかいてあった。

 

まさに!まさに私が思ってたこと。

 

旦那に出会う前は

私は両親もいるし、大学にも通わせてもらえてる、ご飯だって毎日出てくるし、

幸せなんだから。幸せなのになんでこんな心がさみしいの?なんでこんなに孤独や虚無感を感じるんだろう?

 

って、心の片隅でずっとひっかかってた。

自分は離婚した人の子よりよっぽど恵まれた環境なんだよ?って。

だから私の心がさみしさでいっぱいになることは変だ、おかしいんだ、両親が可哀想だ。って。

 

 

でも、そういうことじゃないんだって、

この本の著者の岡田尊司さんが教えてくれた。

なんていうか、専門的な知識を持ってる人が、本まで出してる人が、私の心を肯定してくれたようでとっても嬉しかった。

 

 

それで、最後の方に

愛着障害のしわよせはその子どもにくるんだ

って、かいてあった。

 

 

これも…!!!!!!!!!!、

 

 

まさにこれは私と旦那がずーーーっと

いっていたことだ。

私も旦那も外から見れば普通の家庭に育った。

でも、その心には穴があって、

愛着障害がある。

(私は境界性パーソナリティ

旦那は自己愛性パーソナリティ障害)

わからない方は検索してみてね!

 

 

愛着障害による傷は深い。

そして、1人ではどうにもできない。

だけどわかってくれる人もいない。

期待して傷つくのもいやだ。

だからほっとく。気づかないふりする。

だましだましで生活する。

 

 

だけど、だからってほっといて、

いつか自分のために子どもを産んで、

その子が元気に育ったとしても

その子の中に愛着障害が残ってしまう。

 

 

 

絶対にだよ。

 

 

 

絶対に残る。

そしたらその子も私と同じように苦しむの?って思うと、だったら子どもなんて産まない方が絶対にいい。

親としての役割をきちんとはたせないなら、

私は産みたくない。

旦那も同じ気持ち。

 

 

その苦しみを知ってるから私はそう思っております。

 

 

 

だから今は全力で自分と向き合って、

愛着障害をのりこえていきたい。

旦那と。旦那とならそれができるから。

 

 

本の中に、たくさんの偉人とか有名な人が例ででてくるけど、

その中で愛着障害同士で結婚して

お互いに愛着障害を乗り越えたっていう夫婦がでてきた。

 

 

 

まさにこれに私達夫婦はなるよ!!

愛着障害だから、たぶん普通の人より激しい喧嘩もするし、頭おかしい行動もしちゃう。

(私の場合喧嘩するとすぐ死ぬ!っていって手首痛めつけようとしたり、旦那をパパって呼んだりね)

でもお互いになんでそうなるのかわかる。

傷ついたことがちゃんとわかる。

そうなるプロセスがわかるから、私たちはちゃんと話し合って、お互いの1番深くを

わかりあうことができるよ。

その上で、愛してるって心から思ってる。

 

 

だから、一緒に乗り越えたい。

克服したい。

克服した時に、2人の子供がほしい。

 

 

 

それで、お互いがほしかった家庭を築いて行きたい。

私の場合は特に、「普通の家族」への憧れがめちゃくちゃにあるからね。

 

 

私はこの本に出会って本当に良かった!

 

 

もし私と同じようなことで悩んでる人がいて、どうしようもなくて、たまたまこのブログを読んだ人がいたら

是非この本を読んで見てほしい。

 

 

あと、私は本当に本当にどうしようもない人だったし、今も旦那に迷惑かけちゃってるけど、ちゃんと私を愛してくれる人に出会えたから。

 

私を可哀想な子だと思ってた人全員より私が幸せって断言できるくらい幸せだよ。

 

 

だから自分の幸せを諦めないでほしいなって思います。

 

 

なにもかもどうでもよくなっても、

帰ってこれないとこまではいかないで、

って。思います。

 

 

岡田尊司さん著のお勧めの本と、感想はっておきます。

 

(017)母という病 (ポプラ新書)

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(051)父という病 (ポプラ新書)

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